転職を後悔して前の会社に戻りたいと思っている人向けの記事。
- 転職を後悔して戻りたい…
- 実際に戻った人の体験談が見たい
- 戻り方やデメリットが知りたい
こんな風に考えてる人にぴったりの内容になっています。
転職に失敗するとめちゃくちゃ後悔しますよね…
しかも他の会社に来てやっと前の会社の良いところに気づいたりもします。
いくら後悔しても時間は戻りません。とはいえ、前の会社に戻ることは可能かもしれませんよ?
今回は実際に転職を後悔し「戻りたい」と前の会社に伝えることで職場復帰を果たしたSさんとDさんの体験談を紹介。
また、前の会社に戻る方法と注意点についても書いています。
焦ってすでに転職してしまったことは仕方ないですが、まだ諦めるのは早いですよ。
前の会社の求人なんて探さずに、直接連絡を取ってみると案外話をつけてくれたりします。
転職先がどうしても嫌ならダメ元で行動してみましょう。
転職を後悔して戻りたいと思い復帰した人の体験談
転職を後悔して戻りたい…
そんな思いから実際に前の職場に戻ったSさんとDさんの体験談です。
隣の芝が青く見えたんでしょうか!?
Sさんの体験談
激務の職場が嫌で退職。
どれくらい激務だったかと言うと、人員不足の理由で30代前半で管理職になり、これまた人員不足が理由で残業が当たり前に。
しかも管理職になったおかげで日付が変わるくらいの時間まで仕事が終わらないこともありました。
転職先は同業種。毎日残業は2時間あるものの、きっちり残業代は出るので満足していました。
しかし同じ部署のベテランの先輩がものすごく高圧的で、問題なくこなしている仕事も何かと文句をつけやり直させてきます。
おかげで仕事が片付かず、それについてさらに怒ってくるんです。
他の人に相談しても「新人に厳しい人だから…」と、みんな1番年上のその人を怖がって助けてくれる気配はありません。
前職は激務でしたが、人間関係は悪くなく、ここまてやり場のないストレスを感じることもありませんでした。
だんだん、転職を後悔して戻りたいと思うようになりました。
そんな日が続き、我慢できなくなったのでついに前の会社の上司に電話。戻りたい旨を伝えました。
前の会社は復帰したいということを喜んでくれて、「戻ってきてくれるなら業務体系の改善をして準備する」と言ってくれました。
転職してすぐの退職で、転職先とはかなり揉めましたが、今では元の会社でぼちぼち働いています。
正直、転職の判断を早まりすぎました。
嫌なことがあれば、まずは会社で対処できる方法を考えたほうがいいですね。
Dさんの体験談
給料が安くて不満に思っていた職場を退職。
残業なしでも前職の残業代込みの給料くらいもらえるところに転職しました。
毎日定時退社で仕事自体はそこまできつくなかったのですが、その会社は毎月必ず改善提案をレポートにまとめて提出しなければなりませんでした。
書類や文章の作成がすごく苦手な私は、これが苦でしかたありませんでした。
仕事中にこの改善のことを考えすぎてミスをしたり、休みのときも改善提案について考えるようになり、改善ノイローゼのようになっていきました。
「前の職場は給料以外の不満がなく良い会社だったのかも」と思うようになり、転職を後悔して戻りたいと思いました。
結局前の職場の上司に連絡を取り事情を話すと人事に掛け合ってくれて、2年たたない内に元の職場に復帰することになりました。
退職した会社に戻る方法
転職で後悔して前の会社に戻るとき、タイミングよく求人を募集してなかったりもしますが復帰のときは関係ありません。
求人を見て履歴書を送るような普通の就活はせず、直で連絡するのが1番確実だからです。
- 退職後2年以内
- 直接連絡が取れる元上司や社員がいる
この2つの条件を満たしているなら復帰できる可能性はあります。
退職後に時間が立ちすぎているとブランクがあったり環境が変わったりしていて、1回辞めた社員をわざわざ雇い直すメリットが少ないです。
なので目安としては2年以内がいいかと。ちなみにそれ以上ブランクがあって復帰したケースは私の周りでは聞いたことがないですね。
また、退職した会社に連絡が取れる人に直接復帰の話をするのが確実なので、誰とも繋がっていない状態なら厳しいです。(会社に直で電話できる勇気があるなら大丈夫)
退職した会社に戻りたいときは、繋がりのある人に直で連絡。「戻りたい」という意思を電話で伝えましょう。
会社次第ですが、もしOKならトントン拍子に事が進みますよ。
復帰後の3つの苦悩
前の会社に職場復帰を無事にできたとしても、しばらくは昔と同じように働くのは難しいかもしれません。
復帰後に悩む次の3つの苦悩を1つずつ見ていきます。
\復帰後の3つの苦悩/
- 周りの目線が冷たい
- また同じ理由で辞めたくなる
- 以前と違う部署に配属
周りの目線が冷たい
前の職場に出戻りすると「1回辞めたくせに」と冷ややかな反応をされたりします。
また、人材不足の会社に戻った場合は「給料アップして戻ってきたんじゃないか?」と嫉妬を生むような噂が立ったりもします。
一方で、大の大人が直接嫌味を言ってくることは少ないですし、出戻りを歓迎してくれる人だっています。
最初は目立つかもしれないですが、時間が立つと馴染んでいくので大丈夫ですよ。
また同じ理由で辞めたくなる
転職を後悔して戻りたいと思ったのは事実ですが、1度会社を辞めたいと思うほど悩んだのも事実。
同じ状況になったときはまた辞めたくなる可能性も…。
ただ、その可能性をわかった上での職場復帰で、さらに隣の芝が青くないとわかった後なので乗り越えられるはずです。
復帰前の部署と全然違う部署に配属される
以前あなたがいた部署には当然穴埋めがされて別の人がいます。
なので前の会社に戻れたとしても同じ部署に戻れるとは限りません。
どの会社でも部署の配属に多少の当たりハズレはあるものですよね。
全然慣れてない部署で1からスタートもありえるんです。
一方で即戦力として前と同じ部署になることもあるので一概には言えないんですけどね。
どこの部署に行ってもいいという覚悟は持っておいた方がいいです。
転職を後悔して戻りたい!まとめ
転職を後悔したから前の会社に戻りたいって非常識かと思うかもしれませんが、実際に出戻りしてる人は意外と多いです。
特に前職の人間関係が悪くなかった場合は前の会社に戻りたいと思う傾向があります。結局人間関係が1番大事なのかもしれませんね。
前の会社からしても
- 会社に魅力を感じて戻ってきてるので簡単には辞めない
- 育成の手間やコストが省ける
というメリットもあるので、一応検討してくれます。
大きな嘘をついたり、損害を与えて辞めていた場合は厳しいですが、そうでない場合は言ってみる価値はありますよ。
出戻りできたとして、仮に嫌なことがあっても焦って転職しないように注意です。さすがに2回も同じ会社に戻れないですからね。
また辞めたくなったら仕事が嫌なときにできる対処法を試してみてください↓
転職失敗して後悔している人は、前の会社に戻る選択肢は全然ありですよ!